1. users/assign
ファイル/var/qmail/users/assignにより、メイルアドレスを利用者に 割り振ることが出来る。
virtual domains を使っているときには、virtual domains 処理を行ったあとで適用される。-- ToshinoriMaeno 2023-02-09 11:05:09
=joe.shmoe:joe:503:78:/home/joe:::
上の例はjoe.shmoeあてのメイルは uid が503、gid は 78 の ユーザjoeに配送することを指定する。 そのとき、/home/joe/.qmailの指示を参照する。
/var/qmail/users/assignを変更したら、qmail-newuを実行して 変更を反映させること。 https://man.qmail.jp/jman8/qmail-newu.html
2. 構造
対応づけ(assignmments)は /var/qmail/users/assignに一行にひとつずつ書く。
- ドットひとつだけからなる行で終える。行にはNULを含めてはいけない。
3. SIMPLE ASSIGNMENTS
単純割り付けは次の形をしている。
=local:user:uid:gid:homedir:dash:ext:
localはアドレス、 user, uid, gid はアドレスlocalに責任を持つユーザの アカウント名、uid, gidである。
localあてのメイルはhomedir / .qmail dash extにより 制御される。
同じlocalアドレスに対する割り付けが複数あった場合は 最初のものがqmail-lspawnにより使われる。
localは大文字小文字を区別しない。
4. WILDCARD ASSIGNMENTS
ワイルドカード型割り付けは以下の形をしている。
+loc:user:uid:gid:homedir:dash:pre:
これはloc自身を含め、 locで始まる任意のアドレスに対して適用されることを意味する。
- つまり、 以下のような行がすべてのext文字列に対してあるのと同じ効果がある。
=locext:user:uid:gid:homedir:dash: pre ext:
よりきつい定義の方がゆるいものに優先される。 単純割り付けはワイルドカード型に優先する。
+:alias:7790:2108:/var/qmail/alias:-:: +joe-:joe:507:100:/home/joe:-:: =joe:joe:507:100:/home/joe:::
アドレスjoeには3行目が適用される。 joe-directには2行目が適用される。 billには1行目が適用される。
5. 例
この例でも使いこなしているとはいえない。-- ToshinoriMaeno 2023-02-09 05:17:43
=maeno:maeno:1002:1002:/home/maeno::: +maeno-:maeno:1002:1002:/home/maeno:-/::
6. pw2u
https://man.qmail.jp/jman8/qmail-pw2u.html